ごあいさつ
住宅型有料老人ホーム「ウェルディ呉駅前」 施設長 髙義尚(たか よしひさ)

施設長の髙 義尚(たか よしひさ)です。このたびは、当ホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。私は広島県に生まれ、地域に貢献できる仕事を志し、医療と介護の現場に身を置き日々知識の向上と技術の研鑽をしてまいりました。座右の銘は、「何事も徹頭徹尾」。この信念をもって、どのような仕事にも誠実に向き合うことを大切にしています。
2007年に臨床工学技士の資格を取得し、同年より広島市内の医療法人にて勤務を開始。人工透析に関わる業務全般に携わる中で、慢性疾患を抱える方々の日常生活と医療の接点に深く関心を持ちました。その経験から、より包括的な支援を目指し、2020年には看護師免許を取得。さらに2024年には介護支援専門員(ケアマネジャー)の資格も取得し、医療と介護の両側面から、より多角的な支援を提供できる体制について検討を重ねていました。
現在は、ご縁あってダイクレグループの介護事業に参画し、「ウェルディ呉駅前」の施設長として、皆さまの暮らしを支える役割を担っております。ご入居者様にとって「安心して暮らせる場所」であること、ご家族様にとって「安心して大切な家族を託せることができる場所」であることを大切に、職員一同、心を込めて取り組んでまいります。どうぞ、今後ともよろしくお願いいたします。

私が考える、実現したい老人ホームのかたち
「入居者様に、どう生きたいかを問わずに“支援”するのではなく、どう生きたいのかを感じ取り、その人の人生に寄り添って共に歩む。」
それが、私が目指す介護のあり方であり、ウェルディ呉駅前が実現したいホーム像です。
そのためにまず、私たちは「聞くこと」に時間を使います。ご本人が大切にしている価値観、ご家族の想いを――。
入居者様ごとに様々な状況と思いますが、どうありたいかを丁寧に伺うことが、より良い暮らしの出発点だと考えています。
エンパワーメントを尊重する介護
ウェルディのロゴに込めた意味もまた、私たちの姿勢を象徴しています。
「W」はWell-being(良好な状態)とWelfare(福祉)の頭文字。
中央のオレンジ色は、家族や医療職など、入居者様を支える「すべての人」を表しています。

そして、Wの一画目の最も太い部分――それは、「支えられている」のではなく、エンパワーメントを意味しています。介護が介助や効率に偏りすぎると、かえってご本人の力を奪ってしまうことがあります。例えば、食事の場面で職員がスプーンを次々と口に運ぶことで、「自分で食べる力」が少しずつ失われていく。ウェルディは、必要なときにはしっかりと手を差し伸べながらも、寄り添う介護を大切にしています。ご本人の力を最大限に引き出し、良好な状態を維持・向上させることを目指しています。

理想を理想で終わらせない――寄り添う看護・介護の実践
「寄り添う介護」は理想論ではないか、という声もあります。日々の現場では、「食事」「入浴」「排泄」といったタスクに追われ、本当にやりたい介護ができないと感じる職員も少なくありません。しかし、ウェルディは“理想”を“現実”に変える環境を目指しています。
- 最先端の見守りシステムや音声入力をはじめとしたIoT技術の導入
- 「学びたい」と思ったときに学べる研修体制
- 充実の福利厚生
- 風通しの良いチームづくり
これらによって、職員一人ひとりが「本当にやりたい看護・介護」を実現できる環境をつくっています。機械に任せるところは極限まで任せ、人にしかできないことに集中できる。その結果、職員の時間は“タスク”ではなく、“対話”と“心の通うケア”に使われていきます。

大切にしている価値観
私が最も大切にしているのは、「すべての人が幸せであること」です。入居者様、ご家族、介護士、看護師、事務職員――関わるすべての人が互いに尊重され、心から安心して過ごせる空間をつくること。それが、ウェルディの運営理念であり、私自身の価値観でもあります。
働く人の環境が良ければ、職員は大いに活躍できます。職員が活躍する施設には、自然と入居者様の笑顔があふれます。私は施設長として、この“最高の循環”を止めないように支え、見守ることが役割だと考えています。
自分自身が「入居したい」と思える施設であること。それが、私のつくりたい老人ホームのかたちです。どうぞ、お気軽に見学にお越しください。
専門知識を持つ職員が対応いたします
看護師・介護士(介護福祉士)・理学療法士・事務・厨房職員
全員が介護のプロフェッショナルです。
